甄萱 〜 朝鮮神話 〜

 甄萱(キョンフォン)

紫色の服を着た男が毎夜、大金持ちの娘の家に現れた。
父親が厳重に警戒していても男は必ず現れた。
そこで父親は娘に針と糸を手渡し、男の服に糸を縫いつけるようにさせた。
翌朝、父親は糸をたぐっていくと掘の下にいた蚯蚓の脇腹に糸は刺さっていた。
やがて、娘は身ごもり男の子を産んだ。
男の子が15歳の時、甄萱と名付けた。
甄萱は892年、完山郡に都を建て国王となった。