赫居世 〜 朝鮮神話 〜

 赫居世 (カクキョセイ)

新羅(シラギ/シンラ)の建国者
姓は朴(ボク)氏

辰韓(シンカン)の六村の村長が君主となるべき者を求めていたとき天より雷光が落ちた。 人々が集まると一頭の白馬が紫色の大卵の前にまるで礼拝するようにひざまついていた。 白馬は人が集まるのを察して、一声嘶き天へと昇っていった。

卵を割ってみると中から凛々しい男の子がでてきた。 男の子の身体を洗うと光が溢れ、動物、鳥が集い、天地は震動し、太陽と月は光を増した。 村長達は男の子に、明るく世を治める者の意味である赫居世と名付けることにした。

人々は赫居世の妻となるべき者を捜した。 すると、同日に鶏竜が現れ女の子(閼英)を産んだことを知り、この子を赫居世の妻にすることとした。

人々は王宮を建て二人を育てた。 二人が13歳になったとき、赫居世は王となり、閼英は妃となった。

新羅は繁栄したが61年目に王は天へと帰った。 帰る途中、身体はばらばらになり地へと降ってきたので、 人々は身体の破片を集めたが蛇が邪魔をした。仕方なく五体を別々に葬った。 五体を葬った地は五陵と名付けられた。