朱蒙 〜 朝鮮神話 〜

 朱蒙 (シュモウ)

高句麗(コウクリ)の建国者
天王郎
東明王

別名で鄒牟、鄒蒙
諡は東明聖王
朱蒙とは弓を射る者を意味する

天帝の子である解慕漱(カイボソ)は、五竜車に乗り、従者数百を引き連れて地に降りた。 そこで、青河の神の長女、柳花と結ばれた。 しかし、解慕漱は柳花を地に残して天へと帰ってしまった。 青河の神は柳花を、石の下から誕生したと言われる金蛙王(キンアオウ)の王宮へ送った。

宮廷で暮らしていた柳花は、太陽の光で懐妊し、やがて大卵を産む。 金蛙王は大卵を山に捨てたが、百獣が大卵を守った。 その大卵から、後の高句麗建国者、朱蒙が誕生した。

朱蒙は弓が得意で、的を射ると百発百中の腕前であったが、金蛙王は朱蒙を殺そうと計画する。 いち早く知った母によって朱蒙は三人の友人と共に王宮から脱出した。 卒本州の沸流水に辿り着いた四人は、柳花から渡された五穀を蒔き都を建国した。

※別話では、金蛙王の妻であった柳花が解慕漱と出会い、嫉妬した王によって暗室に閉じ込められ卵を産んだとも言われる。