バルドル 〜 北欧神話 〜

 バルドル

Baldr
太陽神

未来を知るフレッグはある朝、自分の息子が殺される夢を見る。
この事を知ったオーディンは世界中のものに一切の危害をバルドルに加えないよう誓わせ、神々に武器を取らせ バルドルに投げるように命じた。バルドルが無事であるのを確認し神々は安心する。 だがまだ新芽であるやどり木だけは誓いを立てていなかったのを知り、ロキは新芽から矢を作り、先程仲間入りしていなかった盲目にして 運命の神ヘズにこの矢をバルドルに投げ仲間入りするよう言う。ヘズの投げた矢はバルドルに当たり絶命した。

オーディンはヘルモスに冥府の神ヘルのもとに行きハンドルを連れ帰るよう命ずる。ヘルモスはヘルと会いどんな条件でものむゆえ バルドルを渡して欲しいと懇願する。ヘルは只一つ条件をだし、世界中の生きとし全ての者がバルドルの死を悲しむのなら連れ帰っても 良い。但し一人でも悲しまない者がいればバルドルはこのまま冥府より連れ帰る事は出来ない、と。ヘルモスは宮殿に帰るとオーディンは 安心する。何故なら光の神であるバルドルの死を悲しまない者などいない事を確信していたからである。だが全ての者が悲しむ中 一人の巨人が泣いてはいなかった。その為バルドルはラグナロックの時まで冥府にいなくてはならなくなった。尚、この巨人はロキが変身した姿であった。

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