アヌビス 〜 エジプト神話 〜

   アヌビス 

Anubis

 若い存在
 アシウトの主人
 死者の霊魂を導く者
 死者の神

黒い犬の頭を持つこの神は、墓所の守護者である。

エジプトの人は墓所をうろつく犬を見て、墓所の守護者である犬の神アヌビスが誕生した。

起源は上エジプト第17、第18ノモスである。

アシウトとは第17ノモスの首都であり、アヌビスの信仰はこの地を中心に栄える。

この神がセトによって切断されたオシリスを組み立てた。

死者はまず開口の儀式によって躰を清められ、アヌビスとトトに導かれオシリスの前へと進む。

アヌビスとトトは死者の魂を秤に乗せ、心臓を数え死者を裁く。

アヌビスはオシリスとイシスの子として知られるが、 別話としてセトの妻であるネフティスとオシリスとの子ともされる。

ネフティスは、オシリスの妻イシスに化け、オシリスを酒で酔わせ子を産んだ。 しかし、ネフティスはセトに事を知られるのを恐れアヌビスを川に流してしまう。 直後オシリスはセトによって柩に閉じ込められ川に流される。イシスとネフティスは共にオシリスを探しに出るが、 この時にイシスは事情を聞かされ、沼地に流れ着いていたアヌビスを拾い養子とした。

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