愛の女神 アフロディーテ 〜ギリシャ神話〜

    アフロディーテ

Aphrodite

愛の女神
愛を司るケストスという帯を所有する
愛の神エロスの母

この女神はゼウスの子ではなく、クロノスが切断したウラノスの男根が海に落ち、その精子から誕生した。

それゆえに名の意は泡より誕生した者である。

西風の神ゼピュロスによってキュプロス島にたどり着いたアフロディテは、 季節の女神達によって天界に連れられていった。 そして、ゼウスによってヘパイストスの妻として与えられた。

アフロディテはヘパイストスの妻であるが、戦いの神アレスの子を数人生んでいる。

この女神はトロイア戦争の発端を生んだ神である。
ある祝宴に、最も美しい女神宛てに黄金のリンゴが送られた。

リンゴを巡りヘラ、アフロディテ、アテナが争い、困惑したゼウスはトロイアの王子パリスに誰が最も美しいか決めさせる事にした。 ヘラは全アジア王の地位を、アフロディテは世界一の女性を妻に与えると言い、アテナは全ての戦争の勝利を約束する。 パリスは三人の中からアフロディテが最も美しいと決めた。 以後、トロイアはアフロディテ庇護の元にヘラ、アテナの迫害を受けることになる。 そしてある時パリスはヘレネに一目惚れしてしまう。仲介をアフロディテに求めた為、彼女はスパルタ王の妻であるヘレネに魔法をかけパリスの虜にし財宝と共にトロイアへ連れ帰ってしまった。 主客信義に反した行為により歴史に名高いトロイアとスパルタの大戦争が勃発した。

**一説ではアフロディテはゼウスとディオネの子とあるが、 ここでは名の意味でもある「泡より誕生せし女神」から、 クロノスの精子から誕生した女神としています。

ギリシャ神話 Amazon