ガルーダ 〜インド神話〜

    ガルーダ

ヴィシュヌの乗り物
聖鳥
その姿は人間の身体、頭、嘴、翼、爪が鷲の姿を持つ。
その顔は青白く、身体は黄金に輝き、翼は赤い。

ガルーダは蛇族に属していたが、何故自分が蛇族に属しているのかと疑問を持っていた。 そこで母に尋ねると、昔、蛇族と賭けをして負けた為に今の境遇に居ることを知る。

ガルーダは蛇族の長の所へ行き、自分たちを自由にしてくれるように願うと、蛇は天界から不死の力を持つ甘露(アムリタ)を持ってくれば自由にしてやろうと答えた。

ガルーダは天界へ向かい、神々を倒し、インドラさえも倒し、天界にたどり着く。 甘露を守護する炎を消し、警護の巨大蛇も倒した。

だが、帰路についたガルーダの前にヴィシュヌが現れ両者は争うが、勝負はつかなかった。 そこでヴィシュヌはガルーダに向かい、お前に不死の生命と私より高い地位を与えよう。 代わりに私の乗り物になれと提案する。

ガルーダは承諾し、以後ガルーダはヴィシュヌより高い所にはばたく旗に描かれる事になる。

帰路、今度はインドラが現れる。インドラはガルーダの強さに感銘し友好を結ぶ。 そして甘露を返してくれれば望みの物を与えようと提案する。

ガルーダは、では以後蛇族を食用にしたいと答える。インドラは了解した。 ガルーダはまだ蛇族に母が居る為、しばらく甘露を貸しておいて欲しいといい、母の元へと帰る。

地についたガルーダに蛇が殺到して来たので、ガルーダは甘露を飲むにはまず沐浴して身を清めなければならないという。

蛇たちは沐浴に走り去り、インドラに甘露を返したガルーダは母と共にヴィシュヌの元へ行った。

蛇たちは騙されたのを知り、甘露が少しついた草に殺到して舐め始めた。

その草は尖っており、蛇たちの舌は二つに裂けていった。 そして半分の不死として脱皮するようになった。

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