牽牛と織女 〜 中国神話 〜

天の河の東の地に天帝の娘の織姫が住んでいた。 天帝は毎日機を織りつづける娘を不敏に思い、西の地の牛飼いの牽牛を夫として迎えた。 織姫は毎日牽牛の住む西の地に通い、機を織るのを止めてしまった。

天帝は仕事を放り遊びまわる娘に、牽牛との出会いは年に一度と申しつけ、その日は7月7日と定めた。 娘は毎日その日を待ちこがれているが、 その日が大雨の日は天の河の水量が増し二人は西の岸と東の岸で荒れる水面を見つめ、お互いを想い泣いていた。

そんな二人を見つづけていたかささぎが天の河に翼を広げ橋を作ってあげ、それ以来二人は雨が降っても会えるようになったという。

牛飼いの牽牛は飼牛から、山の池に仙女が水浴びに来ているので、一人の仙女の赤い腰巻きを隠して、 天に帰れなくなった仙女を嫁にもらうように提案する。牽牛はその通りにし仙女を嫁にした。

二人の間には子供が出来たが、ある日、天から西王母が仙女を迎えに来た。 西王母と仙女は天へと帰っていったが、牽牛は仙女を忘れられず天へとあがり星となった。

しかし、牽牛と仙女の間には天の河が流れ二人は対岸でお互いを想い泣き続けた。 西王母は一年に一回二人が出会えるように天の河に橋を架けた。