インドラ 〜 インド神話 〜

シャクロー・デーヴァーナーム・インドラ
(神々の王シャクラ)
後に創造神ブリスパティと同一視される
日本では帝釈天

インドラは神々の頂点に属し、雨、雷、雹を自在に扱った。稲妻、雷の後に雨が降ることから、雨を司る神としての地位を得ている。

父の名はカシュヤパ、母の名はアディティ。妻はシャチー。

母アディティは多年の間インドラを胎内に宿し、出産後神々の嫉妬からインドラを守る為に彼を捨てる。そしてインドラは父を殺害した。

その姿は全身茶褐色であり、神象アイラヴァ(Airavata)に乗り、手には金剛杵(Vajira・三又戟・雷)を携え、暴風の神マルトを従え、 風神であるルドラ神軍を率いる。

時と共にこの神は無法者になりゴータマブッダの妻である仙女アハリアーを誘惑した。 ゴータマブッダはインドラの身体に女性の女陰に似た千の印を刻んだ。 その為インドラは別名サヨーニとも呼ばれる。 後、この千の女陰は眼となった。

ラーマヤナによるとインドラは魔王ラーバナとの決闘に敗北し閉じ込められるが、 ブラフマーの命令により解放され、全世界の支配を任された。

インドラはスメール(須弥山)に住むが、この山は世界の中心に聳え、雲を突きぬく高さがあり、 太陽、月、星々はこの山を中心にして回っているとされる。

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