ブラフマー 〜インド神話 〜

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Brahma

世界の創造者にして世界の王
中性原理ブラフマンの擬人化

当初は宇宙創造神としてプラジャーパティがおり、ブラフマンは子として位置づけられていた。 だが、時と共にプラジャーパティとブラフマンは同一神とされ、 徐々にブラフマンが「原初、ブラフマンがこの宇宙であり、ブラフマンは神を創造した」とされていった。

魔の神との戦いの際は、この神がヴィシュヌ、シヴァに命を下していたが、 後に、この最高神の地位は二神に奪われていく。また最終的にはカーリーにも力を奪われた。 しかしながら、この神が消滅するときには同時に宇宙も消滅し、全てが再創造されるとされる。

この神の姿は五面の顔に赤色の体をしていたが、シヴァを怒らせた時に一面を焼かれ四面となった。

よく寺院において鳥が描かれているが、この鳥の名はハンサという。
(ハンとは息を吐く意でサとは吸う意である)
この鳥はブラフマーの化身であり宇宙の根源の音を現す。

仏教に取り入られては梵天(梵とはウパニシャドの最高真理、梵我一如の梵)と呼ばれ、 帝釈天(インドラ)とならんで護法の神とされ、 悟りをひらいた釈迦に転法輪をすすめた者として知られている。 白雁を乗物とし、弁才天を妻とする。

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