アナンシ 〜 アフリカの神話 創造神 〜

創造神
蜘蛛の神

アナンシは神にトウモロコシを戴けないかと訪ねると、神は百人の奴隷を連れてくるように言った。 天から降りたアナンシは、まず村に行って酋長に、このトウモロコシを大切に保管するようにと命じ渡す。 そして深夜に起き出したアナンシは、トウモロコシを鶏の餌にしてしまう。 翌朝、アナンシはトウモロコシは何処かと酋長に訊ねると、酋長は今朝から見当たらないと報告する。 アナンシが大騒ぎすると、酋長は駕籠に沢山のトウモロコシを差し出した。

次ぎにアナンシは道ですれ違った男と、トウモロコシと雌鶏を交換する。 そして先程と違う村に行って、雌鶏を保管させて同じ事を行うと、 酋長は十匹の羊をアナンシに差し出した。

次ぎに羊と人間の死体とを交換し、酋長にこれは神の子であると紹介し、 翌朝に神の子が死んでしまったと大騒ぎする。 酋長はアナンシに百人の人間を差し出し許しを願う。 百人の奴隷の人間を得たアナンシは天に上がり約束通り神の元に連れていった。