三都市の魔王 〜インド神話〜

魔王ターラカの息子達は修行しブラフマーに不死の命と、一千年の後に一つの大都市になる三つの都市を授けて欲しいと懇願する。 ブラフマーは不死の命を授けることは出来ないが、二つ目の願いは聞き入れた。 三都市は、天の金城はターラカークシャ、空の銀城はカマラークシャ、地の鉄城はヴィデュマーリが支配した。

ターラカークシャの息子は修行を続け、魔人を死から甦らせる湖を作り出す。 魔王達はこれで不死の命を手に入れたと考え、世界を支配しようと欲する。

神々は三人の魔王を退治してもらおうとブラフマーの元に行ったが、 ブラフマーはルドラの放つ矢のみが三都市を滅ぼすことが出来ると伝えた。 神々はルドラの元へ行くと、自分一人では三魔王を退治することは出来ないので、 自分の力の半分を神々に与えようと言うが、神々はルドラの半分の力を分け与えられれば、 その力に耐えきれないだろうと考え、自分たちの力の半分をルドラに与える事にした。

ヴィシュヴァカルマンが地球、マンダラ山、星座で宇宙を駆ける戦車を作り、 インドラ、ヴァルナ、ヤマ達が戦車を曳き、ブラフマーが御者となった。 ヴィシュヌとアグニは協力して矢を作った。 ルドラが三都市に矢を放すと、都市は焼け落ちた。

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