トン族の神話 〜 中国神話 〜

 トン族の神話

天と地がまだ一つであったとき、 七十二の神々を従える最高神薩天芭(サテインバ)という女神が天宮に住んでいた。 この女神は四本ずつの手足と、両眼に千の目を持っていた。

永い時が立ち、女神は天と地を分離させ新しい世界を造ることにした。
まず姜夫と馬主の神を地上に降ろした。

姜夫は地の四方に柱を立てたが、あまりにも天が揺れるので、薩天芭は口から糸を吐き出し網で天を固定した。

馬主は氷地に五つの湖と四つの海を造った。そして氷地の角を削って丸みを作った。

薩天芭は天に火の球を造り、氷を溶かし大地を造り、体毛から生物を創造した。
そして氷の球を天に造り火の球と交代で天空を巡回させた。

 ※火の球とは太陽、氷の球は月を指しています。