ミャオ族の神話 〜 中国神話 〜

 ミャオ族の神話

遙かな太古は天と地は重なっていた。

そこに巨人が現れ、まず天と地を斧で切り離し、 別の巨人が天を持ち上げた。

巨人は天と地の間に蓬などで柱を作ったが安定しないので、 金と銀で十二の柱を作った。

続いて金で太陽と、銀で月をそれぞれ12ずつ作ったが、 12の太陽と月は一度に天空を走り回るので、 地上には旱魃が襲い、人々は次々と焼け死んだ。

困っている人間達の前に弓の名人が現れ11の太陽と、11の月を射落としたが、 残った太陽と月は山の中へと隠れてしまった為に、 地上は暗黒に包まれた。

人間はこのままでは穀物は育たない為悩み、 あらゆる動物に、二度と矢を射ないので出てきて欲しいと太陽と月を迎えに行かせたが、 太陽と月は言葉を信じず山の中に隠れたままであった。

最後に雄鶏が条件を出し、太陽と月を呼び戻すことに成功した。

  ※中国神話では12、または10の太陽神話がありますが、これは、中国古来の暦法の十干十二支に関係しています。