主神 ヴィシュヌ 〜インド神話〜

主神 ヴィシュヌ

√vis
Visnu
毘紐

大鳥ガルダに乗り法螺貝、棍棒、円盤を持つ
意は広がり、遍満する。
太陽の光の神
別名ハリ。時としてシヴァと一体となりハリ・ハラとも呼ばれる。
神像の中心に座し右にブラフマー、左にシバを配する。

まだ宇宙が混沌としていた頃、ヴィシュヌはアナンタの蜷局の上で眠っていた。
やがてヴィシュヌの臍から蓮の茎が伸び、花からブラフマーが誕生した。
そして、ヴィシュヌの額からはシヴァが誕生した。

化身

大洪水の際ヴィシュヌは魚(マツヤ・Matya)となり後、人間の祖となる者を救う

神々と悪魔が乳海の攪拌を行ったとき、亀(クールマ・Kurma)となりマンダラ山を背の上に乗せる

悪魔が大地を海中へと引きずり込んだ際、猪(ヴァラーハ・Vara’ha)に化身し悪魔を倒し牙で大地を海中から引きあげた

半人半獅子

魔人ヒラニヤカシプ(Hiranyakasipu)が、自分の子プラフラーダ(Prahla’da)がヴィシュヌを崇拝する事に怒り子を殺そうとしたとき、ヴィシュヌは半獅子(ヌリスィンハ・Nrsimha)に化身しプラフラーダを救う

倭人

悪魔から天、空、地を奪い返すため、ヴィシュヌは倭人(ヴァーマナ・Va’mana)となり三歩の範囲を与えるように取り引きする。悪魔が了解すると元の姿に戻り三歩で三界を歩き天、空、地を奪い返す。

バラシュラーマ

仙人の子バラシュラーマ(Paras’urama)として生まれたヴィシュヌは、王族を倒しバラモンの地位を確立した
ラーマ ラーマとして生まれたヴィシュヌは10の頭を持つ魔王ラヴァナを退治する

クリシュナ

クリシュナ(Krsna)として生まれたヴィシュヌは悪魔カンサを退治する

ブッダ

ブッダとして生まれたヴィシュヌはバラモン教に不殺生を唱えた

カルキ

世界破滅の際、ヴィシュヌはカルキ(Kalki)となり白馬に乗り現れ、全人間を滅ぼし新世界クリタ・ユガをつくる。

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