手術で切断した手足はどうなるの?
長い人生のうちには糖尿病となり、生きる為の必要から脚を切断しなくてはならない決断があったり、交通事故に遭い、命と引き換えに腕や足を切断せざるを得ないケースがあると思います。
そこで不安なのが、切断した自分の一部である手足は一体どうなるのか?
手術が終わり、意識が戻ったら、医師から
はい これが腕です
と返されても困るし、第一何処にしまっておく?冷凍庫?
では、返されずに戻って来なかったら?数十年後なり死んでしまった時、あの世がもしあったなら、あちらでは手足がない状態なんだろうかと考えてしまう。
なんせ、経験上ベッドの上では考える時間はいっぱいありますから
火葬
でも、ご安心ください
切断した手足と生でご対面する事はもうありません。
ですので、切断前に生足、生腕とお別れをして下さい。
切断した手足は、看護師から病院出入りの葬儀社に手渡され丁重に火葬されます。
手術から落ち着いた頃、葬儀社から火葬した手足は引き取るかそれとも処分されるか聞かれますが、是非引き取ってください。処分されると、後から後悔しても二度と戻っては来ませんから。火葬した手足は将来亡くなった時に骨壷に一緒にして埋葬します。棺に一緒に入れて二度焼きしないように気をつけて下さい。
お読経は必要?
もう一つ
手足を火葬する時には読経するのか
手足には魂がありませんので成仏云々はありません。ですのでお寺さんに頼んでお読経の必要はありません。